開催の御礼

第5回中部ライフガードTEC2017〜防災・減災・危機管理展〜開催の御礼

当委員会では、南海トラフの巨大地震や激甚な自然災害に備え、防災・減災・BCPをテーマに「南海トラフ地震対策中部圏戦略会議(事務局:国土交通省中部地方整備局)」と共催で5月18日・19日の2日間ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)にて「第5回中部ライフガードTEC2017〜防災・減災・危機管理展〜」を開催させていただきました。
展示会開催にあたり、ご出展いただきました皆様ならびに、ご後援・ご協賛およびご支援、ご協力いただきました皆様方に心より深く感謝申し上げます。
災害時の弱者保護の観点から、中部地区最大級の福祉・健康産業展である「第20回国際福祉健康産業展〜ウェルフェア2017〜」との同時開催により、幅広い業種・業態の方々に御来場いただき、防災・減災に関する最新の製品や技術・サービスをご紹介させていただきました。
併催行事といたしましては、南海トラフ巨大地震や自然災害に備えた防災・減災セミナー及び、南海トラフ地震対策中部圏戦略会議主催による、南海トラフ地震に対する緊急防災対策シンポジウムを産学官のトップによる基調講演とパネルディスカッションの二部構成で開催しました。
企画展示では、国土交通省中部地方整備局および自衛隊愛知地方協力本部・陸上自衛隊第10師団のご協力で防災関係車両・特殊車両および防災装備品などの展示に加え、愛知県による家庭内の防災対策や名古屋市の防災対策についてご紹介しました。
また、主催企画として「いざに備える」と題し、災害に備え準備が必要な非常食、長期保存食を試食を交え広く紹介するとともに、災害発生時のBCPにおける有用性が高いクリーンディーゼル車両の試乗会を開催しました。
2018年5月17日・18日に開催を予定しております「第6回中部ライフガードTEC2018〜防災・減災・危機管理展〜」におきましても巨大地震をはじめとした自然災害のリスクに対応した防災・減災・危機管理に関する最新の製品・技術・サービスなどを一堂に展示紹介し、地域住民の防災意識の更なる高揚と、関連産業の振興に寄与すべく努力させていただきます。今後とも関係者の皆様方のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

名古屋国際見本市委員会 事務局


第5回中部ライフガードTEC2017〜防災・減災・危機管理展〜の開催を終えて

私たちが暮らす中部圏においては、近い将来、南海トラフ巨大地震の発生に伴う甚大な被害が懸念されており、防災・減災に向けた取り組みの推進が喫緊の課題となっています。さらに、近年、雨の降り方が局地・集中・激甚化しており、一昨年には、関東・東北豪雨、昨年には、北海道や東北地方を襲った台風10号による豪雨災害などが発生しており、災害に対する知識や備えの重要性が増しています。
このような中で、防災意識の向上と防災・減災関係産業の振興を図ることを目的として、名古屋国際見本市委員会との共催による「第5回中部ライフガードTEC2017〜防災・減災・危機管理展〜」を開催致しました。関係各位のご尽力により、多くの皆さまにご来場いただき、中部圏が一体となった実効性の高い取り組みの実現、防災・減災対策の推進に大きく貢献できたのではないかと思っております。改めて、ご出展いただきました皆様、並びにご支援いただきました皆様方に深く感謝申し上げます。
私ども、中部地方整備局が事務局を務めます「南海トラフ地震対策中部圏戦略会議」は、防災関係の132構成員からなる組織として、地域の防災・減災のための施策の推進を図っているところですが、昨年4月の熊本地震では、サプライチェーンの寸断による影響や避難所への物資輸送など様々な課題が出ており、こうした課題に対して、改めて関係機関で連携した対応を進めて参ります。
また、今回、新たな取り組みとして、「南海トラフ地震に対する緊急防災対策シンポジウム」を開催し、産学官民が協働して対応すべき事項や社会資本整備のあり方について意見交換を行い、多くの皆様にご参加頂きました。
防災力を向上させ、被害を最小限にとどめるためには、行政や関係機関のみならず、一般企業や住民の皆様を含め、地域社会全体が一体となって防災・減災対策に取り組むことが必要です。
今後も、中部圏が一体となった防災・減災対策を推進し、安全・安心な災害に強い地域づくり、まちづくりを進めて参りますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

南海トラフ地震対策中部圏戦略会議
(事務局:国土交通省中部地方整備局)

名古屋国際見本市委員会
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